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2009/11/11

脱退の噂を否定し、STEVEN TYLERがJOE PERRYと共演

11/10(火)の晩、ニューヨーク市内にあるライヴハウスIRVING PLAZAで行われたAEROSMITHのギタリストJOE PERRY率いるバンドのライヴに、脱退の噂がまことしやかに囁かれているSTEVEN TYLERがゲストとして登場し、「俺はAEROSMITHをやめない」と宣言した。

TYLERが登場したのは、PERRYと彼のプロジェクトがアンコールとして演奏した「WALK THIS WAY」の時で、TYLERは歌い始める前に観客に向かって脱退の噂をキッパリ否定。そしてPERRYに向かって「お前はいろんな色を兼ね備えた男だが、俺こそがレインボーだぜ!」と叫んだ。

TYLERが脱退するという噂の発端となったのは、イギリスの音楽誌『CLASSIC ROCK』に掲載されたインタビュー記事で、その中でTYLERは「次にやることは、間違いなく“STEVEN TYLER”を冠にしたプロジェクトだと思う。俺の名前をブランドにした活動だよ」とコメントしていた。この記事を読んだPERRYは、TYLERからの実質的な脱退宣言と受け止め、ラスベガスの地元紙『SUN』のインタビューに対して「自分的には、STEVENはすでに辞めたと理解している。あいつは自分1人のプロジェクトをやるみたいだし、実際にそうマスコミにコメントしているよ。俺が知っているのはそれだけだ」と語っていた。

そして今週の月曜日(11/9)、PERRYは「AEROSMITHは絶対に解散しない。40年も続けてきたものを投げ出すつもりはないし、活動を続けるために新しいシンガーを探しているところだ」という声明を出したばかりだった。

AEROSMITHは、この夏にZZ TOPとのジョイント・ツアーを行っていたが、8/5のサウスダコタでの公演中にTYLERがステージから転落して入院。その後の北米ツアーをキャンセルする自体に陥った。また、昨年には2004年の『HONKIN’ ON BOBO』に続くニュー・アルバムのレコーディングも進めていたが、TYLERの事故が原因で現在は中断している。

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